どろんこみち

ノーフューチャ〜

耳鳴りではない、あの音

これ、共感してくれる人に今のところ出会ったことがない話なんですが

 

特に都会の方に行くとよくある現象で、いきなりキーーーーーンて超音波的な不快な音が聞こえることがあって、その時一緒にいた人には聞こえたことが今のところいない。

 

20代によく遊んでた男といつも新宿を歩いていたんだけど、中村屋の前で必ずその音がした。

 

あと、銀座の喫茶店、店内でずっとその音がしててちょっと具合悪くなった!もちろん一緒にいた友達2人は全く聞こえてなかった。

越谷レイクタウンの入り口も聞こえた!

 

地元高崎でも時々聞こえる場所があって、本町のプリエッセの前を夜中に歩いていて聞こえてきたことがあった。毎回ではない。もちろんその時一緒にいた人には聞こえなかった。

 

大学時代は近所の家の前でもその音がしてた。

 

調べたらたぶんネズミ避けとかみたいなものっぽいんだけど。ネズミにしか聞こえないようにできないのか?私はネズミなのか?

 

子供の頃、ブラウン管のテレビの音がミュート状態にしてあっても、部屋の外からでもテレビがついているかどうかがわかったんだけど、関係あるのかな。

 

そういえば最近都内に行ってもその音を聞いてないから、衰えてきたのかな。また中村屋の前に行ってみるか?

名前の話

先月から学校の体育着や制服を販売する店で働いている。

 

まさに今が1年で一番忙しい時期。

 

制服や体操着を予約されたお客様が毎日引き取りにやってくる。

 

様々な学校の入学説明会にも販売業者として行くこともある。

 

忙しいけれど、なかなか新鮮な気持ちで前向きに取り組んでいる。学生たちが進学先の制服を試着しに来る様子を見ているとこちらまで少しウキウキする。

 

その中で、学生の名前を沢山見聞きしている。

 

ほんとに今時って名前のバリエーションがすごい!読めなかったり、自分の世代にはいないような名前ばかり。

 

もしも自分が将来子供を持つ時がきたら、なんて名前にするんだろうとか少し考えてしまうこともある。

 

しかし、これまで出会った最も珍しい名前は、大学時代に出会った人。

 

私は大学時代に接骨院でバイトをしていた。初診の方に問診票を記入してもらい、PCでその情報を入力する作業がある。

 

「満子」という80代の女性が来た。

 

ふりがなが振っていないので

 

「お名前は、"みつこ"さんでよろしいでしょうか?」

 

と念の為確認したところ

 

「いいえ、"まんこ"といいます」

 

と返事が返ってきた。

 

まさかだった。

この先、まんこさんという方に出会うことはもうきっとないだろう。

 

 

これアカウント凍結とかされないよね?

バンド内で配偶者も恋人もいないのあたしだけじゃん

それはともかく、昨年の10月に不思議な出来事があったのだ。

 

平日のとある日、ふと思い立ってひとり東京へ出かけた。グリーン車に乗って、お酒を飲みながら。明るいうちから飲むアルコールってどうして特別感があるんだろう。気持ちが良い。

 

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目的地は上野。横尾忠則の展示を観るのが目的。その前に軽く昼飲みがしたくてアメ横周辺を彷徨ってみた。

 

いい感じのお寿司屋さんがあったので入ってみた。

 

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サイコー!!!

美術館に行く前にもかかわらず、日本酒でいい感じに。カウンターで隣になったおじさまと会話したり。

 

小一時間ほど寿司を楽しんでから、少しだけフワフワしながら美術館へ。東京国立博物館は初めてだった。

 

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横尾忠則は一番好きな芸術家だけど、作品を生で観るのはこれが初。作品に記された日付から、ほぼ毎日のように絵を描いていたことがわかった。

 

横尾忠則の作品を堪能し、グッズも購入できて大満足。

 

美術館の周りは公園のような広場がある。平日にも関わらず人が多い。さすが都会だなあ〜なんて思いつつ、天気も心地よいからベンチに腰掛けてひと休みしようと、視界に入ってきたベンチに近づく。

 

すると前方からやってきたおじいさんとほとんど同時に同じベンチに座ってしまった。

 

…ちょっと恥ずかしい。

 

まもなくおじいさんは話しかけてきた。

 

「今日は人が少ないねぇ。」

 

「これでも少ないんですね、群馬から来たので都会は人が多いなぁって感じました。」

 

「そうなの。群馬からねぇ。僕はこの近くの大学にいるから毎日ここを通るんだよ。毎日見てるの。」

 

「そうなんですね。今日私は横尾忠則の展示を見に来ました。」

 

「あらそう。…お姉さん、いま人生の分岐点にいるね。」

 

「えっ」

 

確かに、この時の私はものすごく仕事のこととかこれからのことで迷いまくってたので、ある意味分岐点にいるのは間違いではなかった。

 

「お姉さんはとてもベースの高い人だよ。負けず嫌いでしょ。僕はわかるよ。」

 

ベース?!て思ったけど楽器は関係なかった。

 

「少し喋ったらわかるよ。ベースが高い人だから、きっと成功する。」

 

そんなことを言い残しておじいさんは去って行った。

 

何だったのだろう。

 

謎の悪魔かなにかと契約を交わしたような変な感覚だった。

 

またあの場所に行ったらおじいさんと会えるのだろうか。

ニンニン

叔父(母の弟)が亡くなって2年経った。

 

叔父さんのことは小さい頃「ゆうにんにん」て呼んでて、いつのまにか「ニンニン」になった。

 

子供の頃ニンニンのことが大好きで、たぶん4歳くらいの頃に公園でデートしてもらったことも覚えている。

 

パソコンにも詳しくて、インターネットが普及し始めたばっかりの頃に我が家のPCを設定してくれて、ポストペットでメールのやりとりしたり使い方を教えてもらった。その影響もあって私は小学生の頃からPCばっかりいじってインターネットの海に溺れていた。その頃の経験もきっと今の自分の仕事に繋がってる。

 

ニンニンは音楽も好きで、プリンスとスチャダラパーのCDを私にくれたことがあった。これは中学くらいだったかな。

 

高校の入学祝いにはフレッドペリーの小さいボストンバッグをプレゼントしてくれて、そのバッグにお弁当を入れて学校に持って行ってた。ファスナーぶっ壊れても使い続けるくらい気に入ってた。

 

最後にニンニンと会話した日のことは思い出せない。

 

私が大学を卒業する直前に両親と母方の祖父母の間に軋轢が生じて、親戚で集まることもなくなった。

 

ニンニンは長年透析を続けていて、ある日体調を崩して入院、そして亡くなってしまった。

コロナ禍でお見舞いにももちろん行けなかった。

 

数年振りにお葬式で会うことになるなんて思いもしなかった。音楽とか映画の話、今だったらもっと沢山できたのに。話したかった。

 

長年会ってなかった人が死んで突然いなくなるって、変な感じだった。

 

火葬後の骨上げで骨壷がいっぱいになってきたときに火葬場のスタッフの人が「骨が多いのでゆすらせていただきます」といって骨壷をゆすっていた。なんとか骨は全て収まった。ゆすられる骨壷がなぜか目に焼き付いた。

 

どうしてこんなことをブログに書こうとしたかというと、先日スープジャーにシチューを入れていたときに具が大きくて、スープジャーをゆすったらそのときの骨壷のことを思い出したから。

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何このオチ

 

 

冷凍したしめじは臭くなる、気をつけろ

ちょっと前まで毎日昼寝して過ごしてたとは思えないくらいアクティブになってきた。

 

意識の一部が冬眠してたんかな〜って思うくらい、あったかくなった途端に動いてる。でもまだまだ身体はこたつからは出られそうにない。この冬、私は何度こたつに朝まで抱かれたのだろう?

 

今日、私にしてはてきぱきとやるべきことをこなせたので肩の荷が少し降りた。少ししか降りなかった理由は、確定andザ・申告がなにひとつ進んでいないからである。それ以外のやるべきことはほぼできた!えらい!きっといいこと待ってる!

 

仕事変わって思ったけど、完全フリーランスであることは自分には向いてなかったのかもしれないということー!!!

 

せっかくこのしょーもないブログ残ってるからしょーもないようで最高な日々のこと、ちょこちょこ更新していきたい。

関根とゆうこ

私が幼かった頃、たぶん弟がまだ生まれていなかったから3歳とか4歳くらいだった頃かなあ。  


うちのおじいちゃんちは数年前までちっちゃい工場を営んでいて、ある日そこに働かせてくださいとやってきた不良カップルがいた。


関根とゆうこだ。


彼氏が関根。彼女がゆうこ。


私の記憶にはゆうこの事しか残っていなくて、数年前に突然ゆうこちゃんのことを思い出して親に聞いてみたら、関根という男もいたということを初めて知った。


小さい頃、男の人が怖かったから近づかなかったのかもしれない。まあ、ゆうこちゃんのことも、顔すら覚えていないけど。


うちのおじいちゃんちは変わり者だから、2人をすんなり受け入れたのだった。


そんなこんなでおじちゃんの工場で働き、おじいちゃんちの庭に当時あったプレハブに住むことになったんだって。


しばらくして2人は出て行って、どれくらいだったのかはわからないけど、別れてしまった。


ゆうこちゃんは別の人と結婚して暮らしてるらしい。


特にオチはないけど数年前にこの話を親から聞いて、なんかよくわかんないけどワクワクした。